【体験レポ】エンディングノート書き方講座~終活の心得~
終活について考えはじめた
50代の仲間たちへ
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
趣味は、ダンスとチネイザン。
更年期応援団のしおちゃんです。
50過ぎてから、自分の人生の終わり方について考えるようになりました。
更年期世代の皆さんはどうですか?
エンディングノートって、どうやって書いたらいいの?
終活って何からやったらいいの?
行動したいのに、なかなか踏み出せない。
私も今そんな状態です。
今私に必要なやるべきことは何かな?と思い
「エンディングノート書き方講座~終活の心得~」に参加してきました。
今回は、講座に参加した備忘録として
また、参加して感じたことについて書いてみようと思います。
参加者と講師について
どのような人が参加していたのか?
参加者は60名程いたでしょうか。
53歳の私が若い方だったという印象。
私の親世代の方が多かったように思います。
講師の紹介
講師の横尾さんは、ご自身の実体験である
お母様とのやりとりを通して
皆が元気なうちに終活をすることの大切さを
教えてくださいました。
講座の内容
エンディングノートは必要か?
必要ではないけれど、あった方がいい。
エンディングノートには法的効力がありません。
遺言書と違い、財産分与を書いたとしてもその通りに実行できる力はないのです。
ただし、自分がどうしたいのか?
それを誰かに伝えたり
書き残すことで
残された人たちへの大切な
”みちしるべ”になるのです。
エンディングノート書き方
今、色んな種類のエンディングノートが存在しています。
購入してもいいし、白紙に手書きで書いてもいい。
Excelに入力してもいい。
決まりはありません。
書かなくてはならない決まりもないのです。
要するに
自分の意思を共有するためのもの。
エンディングノートは
あなたという船の舵を取るための
航海図・羅針盤になります。~「終活の心得」講座資料より~
特に残しておいた方がいいと思われる項目としては下記になるかと思います。
銀行口座や資産についての情報 | お金の管理をスムーズにするため、口座凍結対策として |
---|---|
保険関連 | 手続きが滞らないため |
ペット | その後のお世話をどうするか |
持ち物の整理について | 残された方の後片づけが大変 |
デジタル遺産 | インターネット上のIDやパスワード関連 |
介護・医療の意思表示 | 延命治療や臓器提供など |
遺言書について
遺言書は、主に遺産の分配方法を書く法的行為。
遺言書があれば、その内容にしたがって財産が引き継がれます。
ない場合は、法律で決まっている相続人が
決められた割合で引き継ぐか
全員が話し合い遺産分割協議書を作って財産を分けるか
となるそうです。
遺言書の種類
基本は全て手書き。
法務局で預かってもらえる。
メリット | 安価で作れる(法務局保管料 ¥3,900) |
---|---|
デメリット | ルールに従って書かないと無効になる可能性あり |
公証役場で公的書類を作成。
公証役場に出向き、公証人と証人2人が立ち合い。
メリット | 検認の過程がなく、すみやかに相続手続きできる |
---|---|
デメリット | 公証人手数料:財産額により変動(財産数百万の場合 ¥50,000前後) 公証役場立会人など、携わった方への謝礼や報酬必要 |
遺言書は必要か?
- 相続人に認知症(精神障害)の方がいる
- 相続人に行方不明・音信不通の方がいる
- 相続人以外に残したい人がいる
- 相続人がいない
講座後の心境、私の課題
私が講座を受けて改めて感じた事は
大きく分けて2つ
- 遺産、デジタル遺産など、自分の遺産整理について具体的にどうするか?
- 身内の人たちと向き合って話すことの難しさ
そもそも講座に参加する人たちは、終活を意識している人。
自分の身内も積極的なら、後は時間を作って話せばいいだけ。
ただし、身内との関係が上手くいってない等
遺産相続などの話し合いが難しい人にとっては
なかなかハードルの高い作業になりそう。
終活というのは、高齢になったらやるもの
みたいな感じがあったけれど
人間はいつ死ぬか分からない。
子供が先に亡くなる場合もある。
だからこそ
日頃から家族や兄弟姉妹、親しい知人と
今後どうやって生きていきたいか、について
コミュニケーションを取ることが大切なんだと思いました。
思っているだけでは、伝わらないですから。
まとめ: 子供がいない人は遺言書を作った方がいい
講座を受けて私がやろうと思ったこと
- 死ぬまでに全財産を使い、残高¥0で旅立つ(笑)
- 遺言書を作る
まずは、遺言書を作成しようと思いました。
なぜなら、子供がいないから。
子供がいる人は、作らなくても配偶者と子供が法定相続人になります。
私のように子供がいない人は、少々やっかいです。
遺言書がなければ
全てを配偶者に残すというわけにはいきません。
親が存命なら親にも
親がいなければ兄弟姉妹へ
兄弟姉妹がいなければ甥・姪へ…
大した財産があるわけじゃないから必要ない。
私は、そう思っていたのですが。
多少でも残りそうならば
自分の意志をしっかり残した方がいいと思ったのです。
自分の死後も
自分の意志をしっかりと残し
残された方の負担が少しでも減るように。
子供がいない私も
最後は誰かに看取っていただく必要がある。
私の後始末を受けてくださる方へ
航海図・羅針盤を残したいと思っています。
エンディングノートは、以前途中まで書いて保留になったまま。
書ける項目と書けない項目があったりして、なかなか進みませんでした。
自分の「死」と向き合おうと思った途端
悲しみとか不安とか、色んな感情が出てしまって
書けなくなっちゃって。。。
だから、当面の目標は
- エンディングノート作成
- 遺言書作成
- 私の後始末を快く引き受けてくれる他人を見つける(笑)
かな。
皆さんは、自分の残りの人生
どのように生ききりたいですか?
ひとこと